個人輸出代行業者の比較

Amazon輸出を実践する上で、発送作業が一番大変だと最近感じています。
はじめたばかりで出品数が少なくまだFeatured Merchantsになれてないうちは注文も少なく発送作業は楽なのですが、評価が貯まりFeatured Merchantsになりショッピングカードが取れるようになると1日にどさっと注文が来ることがあります。

その際に自分で一つ一つ商品を発送するのもいいのですが、さすがに5個以上とかになると作業が大変なので発送代行の利用を考えるのもありだと思います。
たくさん荷物があると部屋で場所を取りますしね。

ということで、今回は個人輸出をする上で便利な、”個人輸出代行業者”を紹介＆比較してみたいと思います。昔からeBay輸出はあるので代行サービスもたくさんあるかと思いきや、個人輸出専門の代行サービスって意外と少ないんだなぁと調べいて思いました。
輸入だとたくさん輸入代行サービスってあるんですけどね。
やはり個人輸出はまだまだこれからの分野だと感じました。

ではでは、まず1つ目です。

個人輸出転売マニュアル(株式会社智創)

現在、僕が実践しているのが上記教材で、教材購入後、あるSNSに入ることができます。
そのSNSの利用者のみ利用できるのがこの個人輸出代行業者(サービス)です。

SNS月額利用料及び発送ごとに料金は必要ですが、転送代行、FBA転送代行、FBA納品代行のサービスを利用することができます。
中でも僕がいいなあと感じたのは、FBA納品代行サービスです。

輸入においてはFBA納品代行をやってる業者はあるのですが、輸出でFBA納品代行やってるところって探してもほとんどありませんでした。
なので完全に外注化したいって人にはこの業者はぴったりだと思います。

2つ目です。

HASSO JAPAN

海外販売で有名な吉田さんが今年5月にはじめられたサービスです。
関西に大きな倉庫をかりられて発送作業を行われています。＊現在は募集を停止中＊
このサービスも月額利用料及び発送ごとに料金が必要ですが、1つ目に紹介したサービスと違うのは、
転送代行のみを行いFBA代行サービスは行っていないということです。

紹介ページにおいて、現在はFBA代行には対応していませんがバージョンアップに期待くださいと書いてあるので、
いずれはFBA転送、納品代行サービスにも対応していくのでしょう。
しかしまだライバルの少ないFBA販売をしたい人にとっては選択肢から外れますね。

ただ、リピーター戦略用におまけやチラシを入れたりといったサービスを提供しており、それは少し惹かれますね。

最後の3つ目です。

海外発送7.com

月に100万稼げる「Amazon輸出」入門の著者である山村敦さんが提供するサービスです。
このサービスも残念ですが現在は募集を停止中です。

このサービスが嬉しいのは月額の利用料はかかりますが、送料は別にして発送手数料がかからない点です。
他のサービスだと最低でも1商品300円以上はかかりますからね。その点がこのサービスの良いところだと思います。

またEMS送料及びFBAの送料に割引が適用されており、通常のEMS送料よりも安く発送することができる点もこのサービスの魅力だと思います。
あとはHASSO JAPANと同様にチラシ封入サービスがあるようです。また独自に1ヶ月30回までの翻訳サービスなどもあるようです。

料金について言及していなかったので
簡単に以下のような表を作って3つのサービスを比較してみました。

まあ現状、HASSO JAPANと海外発送7は募集を停止しているので比較してもしょうがないのですが、
今後募集を再開した時に参考になったら良いなと思い、表を作ってみました。

月額利用料に関しては、ほぼどのサービスも1万円で違いがないのですが、転送料金に関して海外発送7は費用がかからないのがいいですね。
発送量が多くない人たちが多く利用しているからでしょうか。まあいずれにせよ安さという点ではすごく魅力的です。

FBA転送に関しては、HASSO JAPAN以外の業者を選択する必要があります。
表の中で海外発送7のFBA転送料金が”秘”になっているのは、
料金表をメールアドレスを登録しないと見られないようになっているためで、
知りたい人は是非料金表をダウンロードしてみて下さい。かなり安い値段で提供されています。

FBA納品代行に関しては、小資金輸出の(株)智創の1択ですね。
月額15000円＋SNS利用料で合計約2万5千円かかりますが、
完全外注化したいという人や資金があるという人は利用してみましょう。
その分、どの商品を仕入れるかなどのリサーチに時間をさけますからね。

EMS送料割引に関しては、海外発送7の1択です。
EMSを後納契約で大量に発送したりすると割引が効き、安くなるのでその分を利用者に還元してくれているのかもしれません。

チラシの封入などのリピーター戦略に関しては、智創以外の2業者ですが、
サービス自体はうたっていなくても個別交渉で智創がやってくれるかもしれないので、これに関しては要確認です。
チラシも封入できたら智創は一通りのサービスは網羅することになるので利用者としては選択しやすくなりますね。

このような感じで今回は個人輸出用の発送代行業者(サービス)を比較してみましたがどうだったでしょうか。
自身の現状としては、小資金輸出の教材を実践していること、またFBA納品代行もしていきたいことから(株)智創を選択していますが、他の2業者の募集再開及びサービス向上、また別の魅力的な代行業者の登場があった場合はそちらに乗り換えることも考えて行きたいと思います。

まだまだ個人輸出ははじまったばかりなので発送代行サービスは少ないですが、
発送代行サービスの競合が増えていくことでサービスの向上や、
より安い価格での利用ができるようになるかもしれません。今後はそこにも期待です。

個人輸出代行業者比較表【2016年版】

2016年版の新しい個人輸出代行業者の比較表を作ってみました。
3年前(2013年)に比べて輸出代行業者も増えたようです。

エンドユーザ納品：海外購入者に個別に納品、FBA納品：海外のFBA倉庫に納品、
FBA納品荷造り：国内ショップから送った仕入れ商品をFBA納品用に梱包、△：現在停止中