オークションリサーチツールの定番であるオークファンの上級者版「オークファンプロ」に新機能『マーケットプレイス・アナライザー』(アマゾン分析)が実装されたので使ってみた感想を書いていきたいと思います。
現在(2013年2月18日)、マーケットプレイス・アナライザーの機能は、
誰でも無料で利用できるようですのでためしに使ってみましょう。
マーケットプレイス・アナライザーのサイトから紹介文を引用
Market Place Analyzerはアマゾンジャパンが販売する3000万以上の商品の過去の価格変動やマーケットプレースへの出品者数、セールスランキングの変動推移がひと目で分かるオークファンプロの新たなツールです。
機能としては、価格チャート、出品者数チャート、ランキングチャートの3つがあるようです。ある一つの商品に対して、1ヶ月分の価格推移、出品者数推移、ランキング推移をグラフで表示する機能です。
まずは、価格チャートから見ていきたいと思います。
今回は、調べる商品の例として、『GARMIN (ガーミン)FORERUNNER 410 + プレミアムハートレートモニター 並行輸入品』を使いました。
価格チャート
新品価格と中古価格の1ヶ月あたりの変化を同一グラフ上に表示しています。
同様の機能はすでに有名な『プライスチェック』や『amashow』に実装されています。なので特に目新しい機能ではなく、マーケットプレイスアナライザーでしか
できないことではありません。
出品者チャート
新品と中古の出品者数の1ヶ月あたりの変化が表示されています。
この機能についても、すでに『amashow』にて実装されています。
amashowでの表示データの取得期間は、3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月、全期間と選べ、
出品者数の推移を見るのであればamashowのほうを見たほうがいいと思いました。
ランキングチャート
新品商品の1ヶ月あたりのランキングの変化が表示されています。
この機能もすでに、『プライスチェック』や『amashow』にて実装されているので、特筆すべき機能ではありません。
1ヶ月あたりに売れる商品の個数を把握するのに、より正確性を求めるなら、
3ヶ月分のデータを表示できるプライスチャックを使ったほうがいいのでは?と感じました。1ヶ月分だと、直近の1ヶ月がたまたま売れたという可能性もあるので。
1ヶ月分しかデータを表示しないというのは改善点だと思います。
評価
マーケットプレイス・アナライザーは、他のWebサービスにある機能をまとめたもののように感じました。
既にプライスチェックやamashowなどで販売戦略を立てている場合、
特にマーケットプレイス・アナライザーを使う必要はないと思います。
他のサービスのほうがデータ取得期間が長いですし。
無料で使えるというくらいで、
あくまでオークファンプロのおまけ機能だと感じました。