こんにちは。おるとです。
すっかりお正月モードも終わり通常モードに戻ってきております。
年末年始はケーキやおせちなどをよく食べたので体重が少し増えてしまいました。
運動はずっと週1でやっているのですが、体重を減らすためしばらく運動の頻度を増やそうかなと思っております。
さて今回はですが、お正月にネットサーフィンしていたところ、面白い記事を見つけたので紹介します。
任天堂・岩田氏をゲストに送る「ゲーマーはもっと経営者を目指すべき!」最終回――経営とは「コトとヒト」の両方について考える「最適化ゲーム」
任天堂の現社長岩田さんとドワンゴ会長の川上さんの対談です。
すごいボリュームかつ密度の濃い対談でめちゃくちゃ面白かったので読んでみてください。
マリオを作った宮本さんの話、マーケット二極分化の話、昔はインターネットがなくてよかったという話、自分の強みとは何かの話、組織マネージメントの話、リーダーシップの話などなど。ビジネスの参考になる話がたくさんある対談でした。
中でも輸入ビジネスの参考になるなと思ったのが、任天堂前社長の山内さんの話でした。
岩田氏:
しかし,あれですよね。川上さんって, “よそが真似できないことをしよう”っていうのを常に考えようとしていますよね。川上氏:
あ,僕は競争は嫌いなんです。だって,競争すると負けるから(笑)岩田氏:
あはは。同じようなことを,山内さん(※)も言っていたんですよ。※山内 溥(やまうちひろし):先代の任天堂取締役社長。社長就任期間中に,任天堂を世界的な企業まで押し上げた。岩田氏の経営者としての才覚を見いだし,その才能を開花させた人物でもある。
4Gamer:
そうなんですか?岩田氏:
「うちはケンカしたら弱いんや」って。一同:
(笑)岩田氏:
あの強そうな人がですよ! 眼光鋭く,「うちはケンカしたら弱いんや」って言うんです。それはね,力の勝負をするなってことなんです。「力の勝負は愚かだ」と。「ビジネスの世界は,人と競争したらあかんのや」と。「人と競争しないところで,独自の価値のあるものを作りなさい」っていうことを伝えるために,それを面白く,山内さん流に表現したのが,「うちはケンカしたら弱いんや」ってことになるんだと思いますが。
任天堂が差別化を非常に意識していたことがよくわかります。
他社と同じことをしていても価格競争の泥沼になる。
真似できないことをして、戦わずに勝つ。
輸入ビジネスでもそうですよね。競争になったら負けなんです。
amazonでもヤフオクでもどの販路でも。
資金力のあるセラー、クレジットカードの引き落とし日までに売り切ろうと必死に価格を下げくるセラー、いろんなセラーたちとパイを奪い合ってケンカしていても弱っていくだけなんです。
僕は現在新規出品できるような商品しか扱ってません。
相乗り出品はほとんどないですね。
他セラーが入ってきてある程度利益が取れなくなったら出品をやめます。
競争するのがイヤだからです(相乗り出品しているとマークされやすいってのもあります)
ですので僕は売れそうだなと思ったものをテスト販売して、いけると判断した商品に関しては大量に仕入れて、他セラーが入ってくる前に利益を得るという形をよくとっています。
あなたはどうですか?
相乗り出品が多いですか?それとも新規出品が多いですか?
大きく稼ぎたいと思ったらリスクを伴いますが、新規出品しないとかなり厳しいと思います。最初から資金力のある人以外は。
それにみんなが新規出品しないと市場(パイ)ってどんどん小さくなって厳しくなります。
商品には寿命があって、発売当初の導入期は利幅もあって需要もありますが、発売から時間がたった衰退期には需要も減って利益も出ず売れなくなってきます。
パイの大きさは変わらない、または小さくなっているのに供給だけは増えレッドオーシャンになる。そりゃ飽和しますよね。
1人が毎月1つでも新規出品したら変わっていくとは思うのですが、まだ新規出品されるセラーは少ないように思います。
もし現在相乗り出品しかしていないという方がいたら、どうでしょう、今年は他のセラーとケンカしないよう新規出品していってみませんか?僕はそっちのほうがぜったい未来が明るいと思います。